小田原市グループホーム・介護者研修会
日時
知りたかった!認知症薬の副作用について
小田原市グループホーム・小規模多機能連絡会合同研修会に講師として登壇し、介護者の方への認知症薬の副作用の話を中心にお話させていただきました。
副作用はなかなか判断しにくいもので、実際介護者の方の情報が1番大事で毎日近くで確認していただいているおかげで、利用者さんも安心して過ごせていると思います。
こういった連携が上手くとれる事で、ドクター、看護師、ケアマネジャー、介護者、薬剤師と連携がスムーズに進み地域の医療のレベルアップにもなります。
また、今回は薬の副作用以外に介護者の方が職場で少しでも働きやすくなるように、TOP-Qやアンガーマネージメントについてお話もいたしました。
TOP-Q
TOP-Q(Tokyo-Omori-Primary-Questionnaires for Dementia)は、認知症簡易チェック法で全行程2~3分以内で患者が身構えず準備用具がなくいつでもできる実用性があります。
現場以外で何か変だなと思ったときに、使用し受診を勧める事で患者さんの認知機能の悪化を防ぐ事もできます。
アンガーマネージメント
アンガーマネージメントは、現場で緊急事態の際に自分の心を落ち着かせる事で、いざという時に慌てずに行動する為に使う事をお話し致しました。
日頃のアンガーマネージメントにも活用でき、介護者が自分の感情に責任を持つ事が出来れば、怒りの連鎖を断ち切る事ができると考えています。
今回、研修会の内容に関してはYOUTUBEにもありますので良かったら参考にしてみてください。また少しでも地域に貢献できるように勉強していきますので質問などありましたら、お声がけください。
YouTube
執筆者土橋弘靖(薬剤師)
- 研修認定薬剤師
- 認定実務実習指導薬剤師
- 認定がん医療ネットワークナビゲーター
- スポーツファーマシスト
- 日本在宅薬学会バイタルサインエヴァンジェリスト
- 腎臓病薬物療法単位履修修了薬剤師
- 心電図検定3級