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2020.9.15

目の疲れの解消方法

目の疲れの解消方法

「最近どうも目が疲れて」というフレーズは、40歳以上の患者様から聞かれることが多かったのですが、今は「スマホ老眼」が増え、20代や30代でも目の疲れを訴える患者様がいらっしゃいます。

現代人のほとんどが、何らかの形でパソコンやスマートフォンを利用していますが、デジタル画面を見る機会が多いと、まばたきの回数が減り、目は乾燥しやすくなってしまいます。

そこで、本記事では疲れ目の原因と解消方法を解説します。

疲れ目(目の疲れ)の原因

疲れ目の原因

疲れ目の原因は様々ですが、目の異常に気づいたら早めに蒸しタオルなどを使って温め、適切な点眼薬でケアをすると回復します。

疲れ目の主な原因

  • 度の合わないメガネやコンタクトをし続けていると、ものが見えにくくなり、目が疲れやすくなることがあります。
  • まぶたがピクピク痙攣することがありますが、原因はストレスやドライアイが多いです。ドライアイになると、目が乾燥するだけでなくゴロゴロすることもあります。
  • 目の充血も疲れた時におきますが、痒みがともなう場合は、花粉やハウスダストなどのアレルギーが原因のこともあります。

目の病気について

市販の目薬を使用しても一向に改善しない場合は、次のような病気がかかわっていることもあるので、専門の医療機関を受診しましょう。

白内障
白内障(はくないしょう)は、加齢などが原因で目の水晶体が濁り、見えにくくなる病気で、紫外線やブルーライトの刺激なども原因となります。
黄斑変性
黄斑変性(おうはんへんせい)、加齢や食生活の欧米化、紫外線やブルーライトの刺激などが原因でおこり、症状は視力の低下とともに、中心部のぼやけ、ゆがみなどです。
緑内障
緑内障(りょくないしょう)は、眼圧の上昇が原因で、視野が欠けたり虹のようなものが見えたりします。

疲れ目のケア方法

普段の何気ない習慣が疲れ目の原因になっていることもありますので、正しいケアを行い、目を守りましょう。

疲れ目に冷たいタオルはNG

目や瞼(まぶた)はもともと血流が悪くなりやすいため、冷やすとよけいに不調を招きます。

なかいまち薬局・ぴょんすけ

基本的にホットタオルなどでケアするのがベストです!しかし目がかゆい時や寝起きにまぶたが腫れているときは冷たいタオルでケアをしてくださいね。

オフィスなどでのドライアイの解消方法

清潔に洗った両手のひらを合わせて10回くらいこすって手を温め、両眼を閉じて温まった手で軽く覆い30秒ほどキープします。

お昼休みの休憩時間に5回ほど繰り返すと、目が温まりドライアイが解消できます。

濃いサングラスは逆効果?

紫外線は目のトラブルの原因になるのでサングラスは欠かせませんが、レンズの色が濃い色である必要はありません。

紫外線カットレンズなら、レンズの色は関係ありません。

なかいまち薬局・ぴょんすけ

濃い色のサングラスをかけると、より多くの光を取り入れようとして瞳孔が開くため、紫外線を多く浴びてしまう危険性があります。

目の健康を保つ栄養素

目の健康を保つ栄養素

目の健康を保つには、目が必要とする栄養素をコンスタントに摂るとよいでしょう。

目の健康を保つ4つの成分

疲れ目の予防と健康のために毎日摂りたいのがルテインアスタキサンチンベータカロテンDHA&EPAです。

ルテイン

多く含む食材:
アボカド、ニンジン、卵黄

ルテインは、抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きがあるため、目の老化予防に効果があります。

アスタキサンチン

多く含む食材:
鮭、エビ、カニ

アスタキサンチンは、目の血流を良くして免疫力を上げる作用があります。

ベータカロテン

多く含む食材:
ニンジン、カボチャ、ほうれん草

ベータカロテンは目の機能や粘膜の健康を保ちます。

DHA&EPA

多く含む食材:
イワシ、サバ、サンマ、マグロ、ブリ

DHA&EPAは、目を守る涙の質を向上させます。

ビタミンエース(ACE)にも注目

ルテイン、アスタキサンチン、ベータカロテン、DHA&EPAにプラスしてビタミンAビタミンCビタミンEも目のために取りたい食材です。

疲れ目(目の疲れ)に常備しておきたい薬

疲れ目に効く、市販薬を紹介します。

パソコンやスマートフォンなどを使いすぎて目が疲れている場合

パソコンやスマーとフォンなどの使いすぎでおこる目の疲労だけでなく、加齢によって目の調節機能が衰えることで発生する「かすみ目」にも、ネオスチグミンが配合されているものが有効です。

疲れ目や充血の症状には

疲れ目に対しては、ビタミンB類が配合されている点眼薬が効果的です。

目の疲れに効く内服薬

疲れ目には内服薬も効果的で、主にビタミンBが多く配合されたものが適しています。

まとめ

「目は口ほどにものを言う」とか「目は心の窓」とも言われるように、目から得る印象は大きいと言え、体や心の疲れはすぐに目に出ます。

生活習慣や食生活を見直すとともに、適切な医薬品を用いてケアをすることで、疲れ目は解消できます。

また、目のトラブルで何かお困りのことがありましたら、どうぞご遠慮なく薬剤師にご相談ください。

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